1947-11-11 第1回国会 参議院 電気委員会 第9号
而もそういうふうな邊鄙な所に、特定な勞働者が入つて仕事をしておるものが、若し中止をされますと勞働者自身が非常に困るのみならず、將來の發電事業が非常な困難に陷る、こういうことを危惧いたしまして、その工事を擔當しております者は、日本建設工業會傘下の有力なる土木請負業者でありますので、この日本建設工業會が主となりまして、今申しましたような仕事が中止になるようなことがないように是非やつて頂きたいというのが主眼
而もそういうふうな邊鄙な所に、特定な勞働者が入つて仕事をしておるものが、若し中止をされますと勞働者自身が非常に困るのみならず、將來の發電事業が非常な困難に陷る、こういうことを危惧いたしまして、その工事を擔當しております者は、日本建設工業會傘下の有力なる土木請負業者でありますので、この日本建設工業會が主となりまして、今申しましたような仕事が中止になるようなことがないように是非やつて頂きたいというのが主眼
しかし政府はこの際、あくまでも千八百圓ベースを堅持しなければ、インフレは止まらぬ、否ますます増進するので、やみ撲滅ができないことは、政府ばかりでなく勞働者自身がよく知つておる。
インフレが止らずにやみが横行しておるということをそのままにしておいて、勞働者の要求である名目賃金を上げるということは、一應それによつて生活費が若干カバーされるということになるのでありまするが、この點は決して實質賃金を高めるということにならないということは、勞働者自身がよくこの頃はわかつておるのでありまして、十月二日の勞働組合の代表者との懇談會においても、あるいはその他の新聞社主催の懇談會においてもこれらの
そこで勞働大臣といたしましては、このやみの撲滅ということに對して、勞働者自身が、とても政府の官吏の力であるとか、單なる取締法令の力であるとかいうことによつて、これを撲滅することは非常に困難な事態にありますので、千八百圓ベースを一歩も讓らぬで、これを堅持するとか、また多少それをずらしても、たとえば少し引上げてもそれに近いものを堅持するとかいうようなこと、いずれにいたしましても勞働者階級自身の大衆的な力
たとえば勞働問題としては就業の平準化、勞働者自身のなす共濟組合の設立奬勵、時間外勞働または殘業の廢止、勞働時間の短縮または休日の増加、操業短縮または交代制の採用、こういうようなことを述べておりまして、その他にも經濟問題についていろいろ對策もございますが、こういつた諸種の事業は、政府の政治力が貧困であるということよりも、こういつたことのできない今日の日本の經濟状態、すなわち資金の極度に梗塞しておる、あるいは
われわれはこの國家管理を通じて、經營の民主化という點でも、再三お伺いした通りに、資本家も勞働者も同じ犠牲のもとにおいて、そしてここで立ち上つていこうという考え方、また勞働者自身も決して働かないというのではない、與えられた客觀情勢がはつきり保證されておるならば、喜んで働こうと立ち上つておるのでありますから、この點について政府の施策をはつきりと、一日も早く發表せられるように、そしてそれを確實に實行せられるように
また事業家に全額負擔をさせなければならぬという言い方は、勞働組合が十分發達していない、あるいは勞働者自身が勞働組合の訓練を受けていない場合に、幼稚なものを取上げまして、勞働組合がいかにも事業者からそういう勞働條件をとつてやつたというような一つの餌にするという行き方も見受けられます。
勞働者自身の力によつて、地位の向上によつて、一國の産業が發展するのである。わが國の産業は勞働者の肩に擔われておるのである。勞働者が奮起するにあらずんば日本産業の發展をいかんせん、こういう氣慨をもつて一國の經濟を擔つていただきたいということを、私どもは念願いたしておるのであります。
殊に私は將來の健全なる勞働運動を考えました際におきまして、日本には明治維新以來官尊民卑の弊風がしみこんでおりまして、肉體勞働は精神勞働より劣つていると考えておるのみならず、これは勞働者自身にもそういうように深くしみこんでいると考えるのであります。
そうしてこれは國家の輿論であり、またこういう輿論のいかんにかかわらず、勞働者自身が自分の義務をしつかり認識するならば、當然これはみずから辞退すべきである。こういう事態が生れたことは、現在行政當局あるいは米窪國務大臣の意圖せられておる程度の教育をもつてしては、所期の目的を達成できないものであるということを、如實に私は示しておるものであると考えております。この點についてお答え願いたいと思います。
近く貿易も再開されるといつておりますが、貿易が再開をされましても、勞働教育に對するところの、勞働者自身が物をつくるのに、自身のために自身がこれをつくるのだ、そうしてこれが自身のためにもなり多数の民衆のためにもなるのだ、そこにみずからが反省をするところまでいかなければ到底貿易の振興も困難だと思うのであります。